すべての人に該当するとは言えませんが、我が家の繁殖の方法です。
ハマクマノミなのでカクレクマノミとはちょっと違うかもしれません。
検索するとこんな内容がヒットします。
・孵化は産卵後1週間後。
・ポンプ類を止めて、真っ暗にしてから1時間以降に稚魚をすくう。
・孵化後は栄養強化したワムシを入れて、消灯はしない。
・水替えは朝晩
・エアレーションは最弱
***** 我が家の場合 *****
・孵化は9日後
・消灯から40分後にすくい始め(1時間後の場合、他の生物に食べられる。。。 )
すくう道具はキッチンにあるお玉。稚魚は下へ逃げようとするので、中層に泳いでいても、お玉を稚魚の下にもぐり込ませる事が出来れば
あとはゆっくり引き上げるだけですくう事ができます。
・ベトナム産のブラインシュリンプ(アルテミア)と冷凍ワムシ(1ブロックの半分)を入れる
・点灯は24時間、夜は1wのLEDにテープなどで減光したライトを照らす。
・水換えは様子をみて行う。最低1回
・エアレーションは最弱ではないけど、勢い良くでる感じでは無い
【産卵】
だいたい昼間、産卵前には産卵場所をキレイにするように、ついばむ行動をします。
【孵化】
9日目、光を当てると稚魚の目がギラギラ反射します。卵の膜が透明な感じなれば夜に孵化します。
【稚魚の飼育】
よく専用のケースとか、水換えをする為にフィルターを付けてるサイトを見るけど、このケースはホームセンターで売っている調味料入れです。
100均でも売ってるやつです。取っ手が付いているから脱落防止にピッタリ。
それに吸盤とエアホース固定用の穴をあけ、底をバキッとヒビを入れました。
このヒビが稚魚が外へ出ないが、水は中に入る良い感じになります。
エアホースはワイヤー入りのシリコンチューブ。
この飼育ケースに、生まれた稚魚を小さなコップで1匹ずつ、入れて行きます。
初期飼料は冷凍ワムシ(半ブロック)を海水で溶かしたものと、ベトナム産のブラインシュリンプを孵化したての生体を入れます。
量は稚魚の周りにたえずブラインシュリンプが泳いでる状態。あまり多すぎると良くないかも???
栄養強化はしていません。
冷凍ワムシは気休めで入れています。食べているのかどうかは不明。
冷凍ワムシは朝晩の2回、同じ量を入れました。
水換えも給餌前にエアーを止めて、半分をコップですくいます。
中の水をすくうと、底のヒビから水が入ってくるので、楽に水換えができます。
ゴミとか溜まるからそれはスポイトで吸います。
冷凍ワムシを使うのは最初の2日のみ
3日目からはブラインシュリンプを食べているのが分かるのでワムシは使いません。
ブラインシュリンプを食べるとお腹がブラインシュリンプ色(ちょっと赤い)になるのですぐに分かります。
これが7日目の状態
体高が最初より高くなってきました。
20匹程度すくって、10匹は生きています。
生ワムシ無しで7日を生き抜いたので、ワムシとクロレラを自己培養しなくてもなんとかなりそうです。
ベトナム産のブラインシュリンプは他よりもアルテミアの大きさが小さいらしいので、ワムシは不要でいけるとの事。
でも、孵化したての方が良いでしょう。稀に小さいアルテミアの個体がいるのでそれを食べているように思えます。
アルテミアは冷蔵庫で保存できるから、孵化前に準備して、冷蔵庫で保存すると安心てすねー
ベトナム産のブラインシュリンプはここで買えます。170gを買ったけどなかなかイイ値なので、50gでも良かったかも。
ウチのペアは上部+底面吹き上げ式で13年になりますが、今も産卵見かけます。
当時、クマノミの繁殖は海外の水族館での成功例くらいしか検索できませんでした。
ほぉ〜って感じで読んでましたが、今は初老でもうチャレンジする気力がない感じですかね。
頑張って下さい!